2005年12月10日

直観でわかる数学(続) ~ 畑村洋太郎 + 感動の喪中はがき

数字は頭からガブルんじゃぁ!

書籍情報

続 直観でわかる数学
続 直観でわかる数学
posted with amazlet on 05.12.17
畑村 洋太郎
岩波書店 (2005/10/20)

本のひらめき

数学では、足し算、引き算に始まり九九、掛け算、割り算、分数、ルートなどいろんなものが登場した。
それらをじっくり考える間もなく、その定義を覚え、問題の解き方を練習し、できるようになったら・・・はい、次・・という具合に、ずいぶん駆け足できたものである。

本書は、直観でわかる・・の続編。

足し算、引き算、掛け算は、学校で「下の桁からやる」と教わってきた。
畑村さんは、「エビフライといっしょで頭から食うのがいい!」という。
賛成である!

たとえばこんな具合。

   534
  +207
 -------------
   731
  + 1
 -------------   
   741

いかがだろう。あっと驚く、これいいじゃん!である。
引き算はこんな具合。

   534
  -207
 -------------   
   337
  - 1
 -------------
   327
 
といった具合。

数字や数学、算数とのつきあい方が、ちょっと変わるかも・・・


僕の思いつき

今まで習ってきた常識的なことがらを、「ちょっと待てよ、別の方法ではできないだろうか・・・?」と考えてみるのもいいね。

例えば、異動の挨拶、喪中の知らせなどほとんど定型の挨拶も、違うやりかたはないか・・・なんてね。



オススメ度

★★★★+感じながら分る

読んで欲しい方

・算数の達人になりたいと考えてる方
・数字に興味ある方
・加減乗除こだわりのある方

Posted by webook at 2005年12月10日 11:42 | TrackBack