数字は頭からガブルんじゃぁ!
数学では、足し算、引き算に始まり九九、掛け算、割り算、分数、ルートなどいろんなものが登場した。
それらをじっくり考える間もなく、その定義を覚え、問題の解き方を練習し、できるようになったら・・・はい、次・・という具合に、ずいぶん駆け足できたものである。
本書は、直観でわかる・・の続編。
足し算、引き算、掛け算は、学校で「下の桁からやる」と教わってきた。
畑村さんは、「エビフライといっしょで頭から食うのがいい!」という。
賛成である!
たとえばこんな具合。
534
+207
-------------
731
+ 1
-------------
741
いかがだろう。あっと驚く、これいいじゃん!である。
引き算はこんな具合。
534
-207
-------------
337
- 1
-------------
327
といった具合。
数字や数学、算数とのつきあい方が、ちょっと変わるかも・・・
今まで習ってきた常識的なことがらを、「ちょっと待てよ、別の方法ではできないだろうか・・・?」と考えてみるのもいいね。
例えば、異動の挨拶、喪中の知らせなどほとんど定型の挨拶も、違うやりかたはないか・・・なんてね。
★★★★+感じながら分る
・算数の達人になりたいと考えてる方
・数字に興味ある方
・加減乗除こだわりのある方