2006年01月23日

「できる人」の時間の使い方 ~ 箱田忠昭 + 書評ブログ・マーケティング

人生 = 今から死ぬまでの間

書籍情報


本のひらめき

うすうす分かってはいたけれど、言葉にしてもらうと、ナルホド!と思うことはよくある。例えは:

 過去のことはもうどうしようもない。自分の人生を考えるなら、
 私の人生=今から死ぬまで と考えたほうがいい。だから、今日が誕生日である。

 厳密に言えば時間そのものは管理することはできません。常に過ぎ去っていく時間
 に行う行動を管理することは可能です。この「行動管理」こそが時間管理なのです。

 願望を目標に変える3つの方法は
   1.期限が設定されていること
   2.具体的であること
   3.紙に書きだしていること

どれも、言われてみると、そうだなと思うと同時に、僕も似たようなことを考えていたことと感じることではないだろうか。

本書は、時間の使い方について、その心構えといくつかの具体的な方法を紹介している。著者の実践してきた経験に裏打ちされているので説得力がある。また、含蓄のある引用などで興味深く、分かりやすい。

これまでいくつか読んだ時間管理の本の中では、ぐんとお勧めの本!


僕の思いつき

一日2時間くらいの時間は軽く生み出せる。そして、それはどのくらいに値するかというのを試算している。2時間x365=730時間。24時間で割ってみると約30日。1年たてばまるまる一ヶ月も増える。

この計算、実は僕もセミナーなどでよく使ってきた。箱田さんが奇しくも同じ計算を紹介しているので、うれしくなった。(誰が先にやった・・・などと無粋なことは言いません・・笑)

ほかにも共感する項目がいっぱいあった。

  物事は最初の4分間、初動の4分間が決め手である。
                  (アメリカの心理学者ズーニン)

というのもまったく同感だ。

なにか思いついたら、あるいは、何か上司に頼まれたら即、最初の4分で構想などをまとめるといいね。
今週も今日のはじめの1時間が決め手・・・かも。



オススメ度

★★★★★+今、ここで。

読んで欲しい方

・時間管理の達人になりたいと考えてる方
・行動と習慣に興味ある方
・スケジュールとプランにこだわりのある方

Posted by webook at 2006年01月23日 20:04 | TrackBack