素敵なこと発見!
最近、とっても気になる素敵な方がいる。林文子さん。現在ダイエーを再建すべく奮闘していらっしゃる方だ。以前は、フォルクスワーゲンやBMWなどの車業界ですごい!実績を残してこられた方である。乞われてダイエーCEOに転進されたときのことをこんなふうに語っていらっしゃる。
ダイエーは国をあげて再建をしようとしている大企業である。その会社に
女性のトップを据えたいという。そのとき私は、日本も変わってきたなと
思った。ほんとうの意味の男女協働の時代がやってくる。
これはまさに天命だ。
こうして、車から日用品の小売へと大転進をされた。COOには元HPの樋口泰行さんがいる。(「愚直」論 の著者)
このごろダイエーも変わってきたように感じる。それは、5万人の社員の人の内なるエネルギーが林さんという一人のゆらぎに共鳴して、おおきな波になっているからではないだろうか・・。
それは「ひとりの人間として、裸になって現場の従業員さんたちと向き合う」・・・そんな林さんの姿勢が波のように伝わったのではないかと想像する。
経営は、戦略だ、経営手法だ、中期計画だ・・・・というのも大事な要素ではある。しかし、それらはそこに何かがないと機能しない。システムでもITでもない何か。それが何かを、林さんは身体で伝えていらっしゃるような気がする。
本書は、林さんのさまざまなエピソードを交えながら、人は何に感動し、何を尊いと思って動きだすのか・・・そんなことが書かれている。
今、僕が学びたいことがいっぱい書いてある。
一番印象に残った言葉。
私は再生させるという意志があって、今を生きているのである。
本書の結びの言葉である。林さんの仕事の仕方、考え方、生き方を知れば知るほど、それが言葉だけではない・・・と思えてくる。
こんなセリフを吐くときが、きっとあなたにも・・・・くるね。
あー、ぜったいに来るね。うん。
★★★★★+ひとりの人間として
・裸の付き合いをしたい方
・モチベーションに心砕いている方
・人にこだわりのある方