検索する?
Googleをはじめて知ったのは、松山太河さんなどが開いたネット関係のセミナーのときだった。そのときGoogleと書かれたフリスビーをもらったのを覚えている。
やがて検索するときはグーグルになってしまった。そのサクサクした動きと、リンクされていることはいいことだという独特の考え方が気に入ったからだ。
本書は、検索エンジンの開発物語。グーグルとは、Googol(10の百乗した天文学的数字)にちなんで名づけられたという。ほほー。
ペイジとブリンという二人の青年がすごいことをやってきれた。
本書は、彼らのたくらみがどのように発展していったか、また、その他の検索エンジンの歴史などがわかって楽しい。
尾関さんや太河さんとシリコンバレー漫遊の旅にでたころがなつかしい。
検索。この行為がごく当たり前になったのはすごいことだと思う。
整理して、分類して、ストックして・・・・いつ使うかわかならないものを貯めこんでいた時代から、あらゆるものが検索できるという「安心」と「怠惰」そんなものを僕たちに与えてくれたような気がする。
ネットが便利になって、何が変わったか。変わらないでいるか。
そんなことでも考えてみるのもいいねー。たまには思索の世界にひたるのもいい。
★★★★☆+検索エンジン
・検索の達人になりたいと考えてる方
・検索エンジンに興味ある方
・データ整理にこだわりのある方