相手が決める・・・
誰だって日本語くらい話せる。・・・・だからどうってことはない。と思っているうちは、話し方も書き方も上手くはならない。話のう上手い人、下手な人・・・やはりその差は大きい。
では、話が上手いとはどういうことか・・・
本書によれば:
必要なときに、必要な人に、必要なことを、必要なだけ、話せる人
であり、
相手の理解度に応じて、自己抑制ができ、話せる人
だという。だから早口だったり、立て板に水のごとくしゃべることが、必ずしも話し上手とは限らない。
大事なことは、話には相手があるということだ。気をつけるべきことは
1.相手の存在に目を向ける。
2.相手の周囲にも目を向ける。
3.相手の気持ちに目を向ける。
ということだ。
ビジネスの4大シーン「ほめる、叱る、頼む、断る」に共通する大切なことは「相手を村長する!」ということに集約される。
とてもシンプルで、かつ根本的な、上手な話し方のエッセンスがある。
昨日、志の吉さんの落語をナマで聞いた。やはり、噺家さんの話し方は違う。お客さんや、二人であれば相手の様子をよく見て、その場に応じた話のもっていきかたがあるという。
修行は、ストーリーを覚えるというより、日常あらゆる出来事、シーンで、どのように対処できるか・・・そういうことを鍛えていらっしゃるように感じた。
僕は、日本語が話せる。
僕は、日本語の手紙も書ける
僕は、日本語のTVを見ることができる。
ごく当たり前の日常だが、それを一段高いものにするって、どういうことか、そんなことを考えてみたくなった。
話す、食べる、着る、電車に乗る・・・・一段高い素敵な立ち振る舞いは、どういうものか・・・考えてみるのも悪くない。
今年はちょっと高貴な(ノーブルな)振る舞いを身につけるとしましょう。
★★★★+話し方
・お話の達人になりたいと考えてる方
・話し方の改善に興味ある方
・話し方にこだわりのある方