思わず取り上げたい・・・
蓮香(はすか)さんは、プレスリリース一筋・・といってもいいでしょう。プレスリリースをこれほど真剣に取組まれている方もいないのではないか・・と思う。この道30年、プレスリリース道を極めた方かもしれない。
そんな蓮香さんが、いよいよ本を出版。待っていた一冊である。
本書は、リリースの書き方、配信後ノフォロー、そしてメディアに取り上げてもらいやすい仕掛け方など、蓮香さんのノウハウが惜しみなく公開されている。
すぐ使えるプレスリリース文例が80もある。
マスコミが思わず取り上げたくなる・・・そんな記事を書くのは、巨額の広告費用をかけたPRよりずっと価値がある。なにしろ、第三者に認めてもらって無料で告知ができるのだから・・。
プレスリリース作りの7大原則というのがある。
は:拝啓となぜを謳え。会社はどう変わるのか。
す:素(す)を開発せよ。情報素材は、リリースの原点。
か:過大表現は避けよ。事実を簡潔に短くかけ。
ひ:独り善がりになるな。他人に見せ徹底推敲。
さ:削除せよ。長文・御託は避け、「ワンベスト」(A41枚)に徹する。
ふ:ふるい話は捨てよ。ニュースとは新しい事柄。
み:みやすくせよ。タイトルと小見出しがキモ。
なるほどーである。
その他、小見出し作りのポイントや、べからず集など、参考にしたいツボがかかれている。
自分の部署が商品やサービスを売る部門でない人は、プレスリリースなんて関係ないね・・と思いがちだ。しかし、そうでもない。総務部なら総務部で、いかに自分たちの仕事がお役にたつもので、こんなお知らせにぜひ注目してほしいなんていうときがある。そんな時、プレスリリースの心得が役にたつ。
日ごろから、社外や関係ない部署向けに自分達の仕事をアピールするリリース文やパンフを作ってみるのもいいね。
遊び感覚でやってみると、意外な展開があるかもしれない。
Mosoモードは、思いもよらぬすごいことを引き起こすから・・・。
★★★★★+ニュース性
・伝説の広報マンになりたい方
・プレスリリースに興味ある方
・会社を元気にしたい方