売って、人に喜んでもらえうことだったんだねぇ
ネットショップといえば、楽天市場が有名。ただしショバ代を取られる。自分で独自にサーバーを借り、ホームページを作成するのもいい。結構手間がかかるが、今はいろんなツールがあって「やろうと思えばできる!」時代。
ネット通販でもはじめたいなー・・でも・・・と思ってる方は、この本が背中をおしてくれるかも。
月収100万円。普通のサラリーマンだったら、おいおいちょっと待てよ・・といいたくなる額である。しかし、現実にこれをやっちゃった方がいて、その経験とノウハウを開示してくれたのが今日の本だ。
扱うものは、「アタ製品」。
??という方はこちらを→ http://www.mer-ori.com/
アタ製品というのは、バリ島のツル材で作る伝統工芸品である。ニッチな分野でダントツ(No1)になるのが戦略だ。近藤さんも家族での旅行経験やネットでの調査などを通じてこのアタ製品に特化したのが成功の第一ポイント。
商売の予定は、高利潤商材の発掘である。
という。なるほど。
原価率は25%程度で、売値は1万円前後。ほかのお店(ネットショップ)でも扱ってはいるが、これに特化したNo1と名乗れるのはここだけ。そこが強みとなっている。
また、それだけではなく、お客さんに喜んで(感激して)もらえる工夫を様々凝らしているのが成長の要因だ。例えば、モノに物語を添える、商品にこっそりバリ島定番おお土産「木彫り動物」をしのばせる(原価30円程度にもかかわらず効果抜群)、アップセリング、クロスセリングを素敵に演出する、など・・・手作り感のあるネットショップを運営している。
SEM(検索エンジン対策)とか、ホームページにのせる写真の撮り方などの工夫もあるが、やはりポイントは、商材の選択(と集中)と、手作り感ではないだろうか・・・。
本書には、ネットショップの成功事例紹介という面だけでなく、ビジネスの要諦や戦略、商売の心得的なところもある。読みやすい展開が好感。
すでにショップを持っている人も、これからの人も大変参考になるヒントが満載である。
東南アジアとかエスニックなどの商材を売る、あるいは逆に日本のものを海外に輸出する。旅行に出かけるときは、「なんかそういうのないかなー」なんて思いながらいくと楽しいかも。
とにかくやってみる!のがいいね。そのプロセスでいろんなことを学びはじめそして繋がり、楽しくなるから。
僕もこれまでモノを売ったことが何度かある。
幕張フリーマーケットで子どもの洋服や絵本 (家族で楽しかった!)
田舎の両親とつくった門松(かなり苦労したが、親孝行ができた)
子ども(のりも)と共著の絵本 (めちゃ楽しいノリがあった)
アマゾンの本 (アフィリエイト)
ドットマンのオリジナル衣料 (これはまだ、売れてない・・?)
でも、やっぱり、ニッチなものでお気に入りを売るのがきっと楽しい。本書でも、やってて楽しくてしょうがない・・・といった雰囲気がとても伝わってくる。
★★★★☆+こだわりショップ
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∟自分でやってみると★になる。
・ネットショップをはじめたいと考えてる方
・通販に興味ある方
・よのなかと家庭を元気にしたい方