2006年03月15日

お仕事のマナーとコツ ~ 伊藤美樹/西出博子

仕事人すべてに贈る

書籍情報

お仕事のマナーとコツ
西出 博子 伊藤 美樹
学研 (2006/03)
  

本のひらめき

4月になって、職場に新入社員が入ってきたら、ぜひこの本を贈りたい。仕事や職場のコミュニケーションを明るく、楽しくするお作法が、イラストと解説(手書き文字)で書かれている。

親しみのある雰囲気は、伊藤さんの味のあるイラストと、手書き文字からきていると思う。

あいさつの仕方、ビジネス文書、メールの書き方、職場の人たちとの飲み会、会議、クレーム対応、葬儀への参列、職場結婚・・・など、さまざまなシーンの対処法が書かれている。マンガやイラストは、こういう解説本にはとてもフィットする。

お仕事十か条がある、

  思いやりとは想像力

  家を出たときから仕事は始まる

  締切がないものは、仕事ではなく趣味

などなかなかグッドなものがある。

なぜかかわいいカエルがよく登場する伊藤さんのイラストと、マナーの達人、西出さんの監修でできたこの本、ちょっとした贈り物にいいねー。


僕の思いつき

いつも思うのだけど、タクシーに複数で乗る時、運転手の後ろの席(つまり一番奥の席)が最上席に位置づけられている。

自動ドアのタクシーの場合、その最上席にいくには、結構しんどい。乗るときも下りるときもよっこらしょと席をまたいで移動する必要がある。

だから、いつも上の方といっしょに乗るときは、その場で、聞いて、奥の席に自分が乗ることが多い。立場が上なら、そのほうが快適だから・・・

マナーを考えるときは、いつも相手の気持ちになって考えるといいようだ。そうすると常識もたまには破るほうがいいこともあるから・・・。

ちなみに自家用車の場合の最上席は、運転手の隣である。なるほど。



オススメ度

★★★★+新人さんへプレゼント

読んで欲しい方

・新人になにかあげたいと考えてる方
・マナーに興味ある方
・仕事を楽しくやりたい方

Posted by webook at 2006年03月15日 10:11 | TrackBack