2006年03月26日

宇宙旅行ハンドブック ~ エリック・アンダーソン/ジョシュア・ペイビン

宇宙旅行のはじめの一歩

書籍情報

宇宙旅行ハンドブック
エリック・アンダーソン
文藝春秋 (2006/02/15)
  

本のひらめき

このごろの僕は、Moso、Mosoと何かあれば口にしている。あいつは、ついに妄想にとりつかれたか・・・といわれそうなくらい。笑

しかし、考えてみれば1960年代、月に人類を送りこむなんてのは、かなりなMosoと言えたのではないだろうか。そして、それは実現してしまう。

映画「2001年宇宙の旅」は、人類がはじめて月に降りたつ1969年の前年、1968年に公開されている。やがて宇宙開発がどんどん進み、NASAなどの国家プロジェクトレベルの話は、ついに民間の宇宙旅行ビジネスへと発展した。2001年、スペースアドベンチャーズ社の最初の顧客、チトー氏が宇宙旅行者第一号となった。お代は22億円(2000マンドル)。

本書は、これからひろがる宇宙旅行のガイド本である。

 宇宙のどこへ、どうやっていくのか?
 旅行中何ができるのか?
 出発前の準備はどんあことをするのか?
 宇宙での入浴やトイレは?

などなど、僕たちが知りたいことがいろいろ書かれている。

22億円も出せない人には、無重力体験飛行(イリューシンやボーイング727で100万円未満)とか宇宙の入り口までのフライト(ミグ戦闘機で、500万円未満)など少し手軽(?)なプランも紹介されている。ミグ戦闘機のプランでは操縦桿を握らせてくれるとか、コクピットの窓は摩擦熱で暖かいとかが紹介されている。またスペースシップワン( http://tinyurl.com/rpgjd )
などもある。

日本人では、今年9月に民間宇宙旅行客として元ライブドア取締役で投資家の榎本さんが宇宙へ出発する。世界でも4人目のお客さんだ。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060307-00000139-kyodo-soci

何億ものお金は出せないとしても、そろそろ宇宙旅行の夢が身近になってきたかもね。かなりワクワクできるガイドブックだよ。


僕の思いつき

2,3年前、月の土地を売るビジネスの話があった。夢があった。

宇宙旅行も僕にはムリだ・・・お金だってないし・・・などと簡単にあきらめる必要はない。Moso力を発揮して、壮大な夢を膨らませておこう。それがなければ、ソフトバンクもなし、ホンダもソニーもなかった。

はじめの思いを口にし、言葉にしないかぎりMosoにもならない。

    Moso,Koso,Kodo

さらに、具体的なTodoまでいったらいよいよ実現に一歩近づく。

Mosoを広げるきっかけにスペースフライト倶楽部なんてのがある。
    → http://www.spaceadventures.jp/



オススメ度

★★★★+宇宙観光旅行時代

読んで欲しい方

・生きている間に宇宙へ一度はいってみたい方
・宇宙に興味ある方
・星になりたい元気なおじいちゃん、おばあちゃんの方

Posted by webook at 2006年03月26日 13:27 | TrackBack