日記x9マスx習慣=!!!
自分と対話するのは、案外難しい。朝起きてテレビのスイッチをひねると、そこから次々と情報(これはもうごみの洪水のような情報)があふれてくる。よほど自分をしっかりともたないと、それをただ受け入れるだけで時間が過ぎてしまい、何も生まず、何も考えず、たたむなしい時間が過ぎたりする。
雑音を消し、自分と対話する時間がせめて10分でもあればすばらしい。習慣化されていればなおいい。
わかっちゃいるけど・・という方は、ぜひ、伝ちゃんの9マス日記で、新しい世界に踏み込んでほしい。「朝」日記の奇跡で、伝ちゃんが言っていたことは朝の時間を「昨日という過去を肯定的に書きとめ、経験を垂れ流しにしないこと、さらに今日という未来のアファーメーション(固定的自己宣言)をするために使いましょう」ということだった。
本書では、さらに手帳についても紹介されている。伝ちゃんのオリジナル手帳Dream Navigatorは、優れものだ。そして何より使い方のコツがいい。
スリム(一日一枚の9マスリフィルを朝、セットする)
シンプル(継続にはシンプルが一番)
スピーディ(さっとメモでき、修正もできることが大切。∴消しゴム尽きの
シャーペンが手帳と一体になっている)
朝、一枚の9マスリフィルをはさむというところが、なんとも潔い!
僕も9マスはいろんな場面で活用しているが、本書には、実際に活用している方の実例がいくつかあり、それがなかなか参考になる。たとえば
会計士の猪鼻さんは、息子さんの学校連絡帳に9マスのマンダラ連絡帳を使
っている。これ自分なりの工夫でとても面白そうだ。→ さっそく・・
「0月(夢の月」というカレンダーにない月を設定し、そこに一年のビジョ
ンを設定するのがいいという。冨田さんの事例がある。
こんな風に、9マスの活用がとてもクワクできる楽しいヒントがいっぱいある。
日記はデジタル(エクセル)で、手帳はアナログに、活用するのがいいようだ。9マスのデジタル日記は、自分でデザインやマクロを組んでもいいね。
手帳やワークシートも、オリジナルの9マスを作ると楽しくなる。ぼくはセミナーや会社でMosoDalartという名前をつけて、活用している。なかなか楽しい。
会社のロゴや、自分のマークをいれる、あるいはネーミングを考えるだけでもなにかワクワクできるから不思議だ。
自分のオリジナル9マスを作ってみよう。でもって、それをリフィル風にストックして使うと楽しくなる。誰かに「へぇー、なんですかそれ?」って聞かれたらシメシメである。
★★★★★+9マスの魔法
・新しい新年度をスタートしたい方
・マンダラートに興味ある方
・日記や手帳に関心があるが、行動していない方