はやり、コツがあるのか・・・
著者は、15年近く、500社以上、30000人以上を指導してきた話し方のプロ。その奥義を紙上レッスンしよう・・というのが本書である。
この本は【上手な話し方が面白いほど身につく本】(CD付き、2002年)のエッセンスを図解などで分かりやすく解説したムック本である。
40のレッスンがあるので面白そうなのを試してみたい。
気になるものをメモっておこう。
メラビアンの法則。コミュニケーションで最も影響力があるのは「目から入
る印象」、つまり、態度や表情。これがなんと55%。
次に耳から入る情報の38%、そして言葉から入る印象が7%
人と話すときは、顔の表情、態度、しぐさなど気をつけよう。
わかりやすく、簡潔に、印象深く。これが「表現の3原則」
わかりやすくするために、全体と部分の関係を明確にする、聞き手に理解で
きることばで表現するなど。
簡潔にするためには、キーワードを決めて話す、テーマの一行化(20字)
を行うなど。
印象深くは、結論を先に話、あとから理由を述べる、ジェスチャーを入れる、
ストーリー性を意識するなど。
スピーチのときは、4面メモを用意するといい。
(A4の4分の一のサイズの紙に、メモを書く。配置が面白い。手のひらに
持っているだけで安心できる)
いきなりスピーチを頼まれたとき、結婚式のようにだいぶ前から依頼されるときなど、思ったように対応できなこともある。そんなときのために、ちょっと心構えを知っているといないでは、随分違う結果になるのではないだろうか。
僕もセミナーなどでお話する機会をいただくことがあるけれど、なかなか思ったようには進まない。ただ、心がけていることは
明るく元気にお話する。
旬な話題、感動できる話、笑える話などはいつも準備しておく
間に気をつける
全体像を話す
まとめでサクっとレビューする
なんてことは気にかけている。
いずれにしても、修行ですねぇー、修行。笑
★★★★+短くさくっと
・スピーチが心配な方
・うまい話し方に興味ある方
・話し方に自信をつけたい方