もう一人の自分は、すごい!ヤツだ。
お二人の共著に「コーチング入門」というのがあった。とてもオススメのコーチングの本である。 http://webook.tv/archives/000950.html
本書は、その姉妹編。セルフコーチング入門である。セルフ・コーチングとは、心の中にコーチをもつこと。つまり、自分がコーチでもありクライアントでもあるということだ。
「もう一人の自分」がコーチとなる。何がいいかといえば
誰にも秘密を知られなくていい。
いつでもどこでもできる
無料!だ などがある。
どうすればいいのか。一言でいえば、「未来志向の行動につながる建設的ないい質問をする」っていうことだ。
どうしてこんな事態を引き起こしてしまったんだろう? (“人”の質問)
↓
こういう事態が発生した原因をリストアップしてみよう (“事”の質問)
なんで今期の目標を達成できなかったんだろう?(“人”の質問)
↓
目標は達成できなかったが、その理由を3つ上げてみよう。(“事”の質問)
などだ。他にも「今何ができるだろう?」「何が使えるだろう」「どこから手をつけようか」「他に何かある?」見たいな感じだ。
後半にケーススタディがあるので、参考にしたい。
どうも「ぐちぐち回路」にはまっていたり、「なぜなぜ回路」でマイナス要素にばかり目が向いていたりする自分を見つけたら、いい質問を思い浮かべるようにしてみよう。コーチングの標準言葉ではなく、自分らしい言葉を創っておくといいかも。たとえば
「うまくいったら、どうなるやろ?」
「トップになったら、どんな気持ちになるかなぁ?」
「あと3つアイデアを出したら開けるかもしれないな!」
などなど。セルフコーチングも練習しだい。自分を客観的に眺め、前向きになる質問を考えては、「いいぞ、これがセルフコーチングだ」みたいな瞬間をつくるといいねー。
★★★★☆+どんな気持ちかなぁ
・コーチングに興味ある方
・でも、コーチを雇うのはと躊躇している方
・自分で自分を元気にしたい方