おそうじ、おそうじ。
先日の阪本啓一さんのセミナー(ジョイカレッジ)でも、冒頭に「そうじ」の話が登場した。ちょうどこの本を読み始めたころで、なんと偶然なことかと驚いた。いやいやこれは必然だったのかもしれない。阪本さんの紹介された本は、<子どもが輝く「魔法の掃除」>という本。そうじという単純で、内心ちょっと腰を引きたくなる作業に不思議な力が宿っている。
イエローハットの社長さんも、このそうじというルーチンを通して、社員を、そして世の中の多くの人の心を変えてきた。その様子は、鍵山秀三郎さんの著書「掃除道」に詳しい。← http://webook.tv/archives/000883.html
本書も、この「そうじ」というごくありふれた、しかし、ちょっと心にカベがある行為の不思議なパワーに迫る。
そうじは、マイナスを取り除き、プラスのエネルギーを引き寄せるという。確かに、デスクの上でも部屋でも、ちらかった状態を掃除するとなんだかスッキリ気分がいい。
その効果を増強するのは「感謝」と「祝福」というエネルギーの元である。そういう心をもってそうじをすると、知(アイデア)や意(楽しい)や意(意欲)を生み出す「磁場」が構成されるらしい。そうじというのは、こうした磁場形成の「触媒」のような働きをするような気がする。
そうじが楽しく見えてくるのが不思議だ。土日はおうちの掃除に勤しもう。
掃除をすると気持ちがいい。
靴をそろえると気持ちがいい。
誰かに何かいいことをしてあげられてときは気持ちがいい。
仕事も人生も「気持ちいい」ことをやりたいねー。
阪本啓一さんも言っていた。
正しいか正しくないか ではなく
気持ちいいかそうでないか、あるいは、好きか嫌いか・・・で行こうと。
そうじが輝く土日にしよう。
★★★★☆+そうじ力
・心を入れ替えたいと考えてる方
・掃除力に興味ある方
・部屋や机の上を整理したい方