2006年05月27日

失礼ながら、その売り方ではモノは売れません ~ 林文子 + 講演会余韻

   まっすぐ見つめる先に愛も成功もある。

書籍情報

失礼ながら、その売り方ではモノは売れません
林 文子
亜紀書房 (2005/07/01)
売り上げランキング: 642


本のひらめき

林さんの本を読むのは、これで3冊目(岩崎由美さんが書かれた本が最初で、今日はその岩崎さんにもお会いできた。♪)

今日、参加した林さんの講演会で買い求めた。ナマのお声で聞いたエピソードがいくつか登場し、あーあのことだなぁと思い出しながら読めたのも嬉しい。また、講演には入りきれない数々のエピソードに、様々なヒントももらえた。

心に響いたメッセージを書きとめておこう。

  迷って選択したときに「それでいい」といってくれる相手に、信頼感を
  持つ。(お客様が競合先の車を買っても、それはよい選択でしたと言え
  る心が大切)

  失礼にならないと判断したら、ちょっと踏み込んで営業をする。
  (あー、これ実践してた人がいたなぁ、今日のサイン会でも)
 
  ニーズは日常の中に眠っている、と気付くことが大事。

  仕事は平々凡々と過ぎていくのが普通で、ルーティンが8割、流動的な
  部分が2割。大事なのはその平々凡々の時に3K(感謝、感動、感激)
  をもって仕事ができるかどうかということです。

  上司と部下の関係では、どんな人柄がよい上司でも、そこには権威が
  生まれます。部下からこころを開いて接するのは難しい。上司から、自分
  がどんな人間かを裸になって部下と向き合う必要があります。

  CSからES、そしてFS。
  FS=famillie's satisfaction

講演を聞いた後は、ぜったいその人の本をその場でゲットして、帰りの電車で読むのがいい。得られるものが3倍になるから。

うーん、今日は、めちゃめちゃいい日だった。


僕の思いつき

「私は素直だったから」という講演でのコトバがとても印象的。先輩でも本でも、あっ、これいいね、そうなの・・・ということを素直に受け入れやってしまう・・・そんな素直さは、ひとつの強み。林さんもこれまでの経歴の中でそんなことが何度かあったようだ。

いいことを発見→素直に受け入れる→そして「で、本当にやってみた」というのがいい。

タモリのトリビアでも、そういう場面がある。面白い。マジでやったのか!という驚きは、番組の世界だけに置いておく必要はない。営業でもマネジメントでも教育でも使える。

「で、本当にやってみた!」プロジェクトをさっそく立ち上げてみよう。本書にもその候補(ヒント)が書かれている。

  *ミニ石庭を町中のビルに造る。竜安寺の石庭を模してもいい。そこに
   いけば精神の集中ができるような・・・

  *リクルートがやっているように誕生日の社員の名前をアナウンス。
   → 社員全員が自分の誕生日を書き込んでおけるでっかいカレンダー
     を今年の年末につくってお配りしよう。いいないいな、これいいな。

うー、Mosoモードに入ってきたぞ。笑 今日は、このへんで。



オススメ度

★★★★★+個売業

読んで欲しい方

・元気な営業をしたいと考えてる方
・楽しい仕事に目覚めた方
・組織と仲間を元気にしたい方

Posted by webook at 2006年05月27日 11:41 | TrackBack