小さな習慣・・・
最近、友達から田中真澄さんの名前をよく聞く。どんな人なんだろう?と思っていた矢先、あるお知り合いの方からその本を頂戴した。まるで、計算されていたような本(田中さん)との出合い・・・。
田中さんは、現在70歳。とってもかくしゃくとして元気に活動されている方のようだ。田中さんを師と仰ぐ方も多い。
さて、この本は、「最初の3秒の動作で、人生は決まる」というなんだかすごい仮説の本である。そんな3秒で・・・と思うのは早計。様々な人間関係の中で生活している私たちが、よい人間関係や、運や、ご縁に恵まれるかどうかは、普段からの行い、心得・・そうしたものが基本になる。そして、それが現れるのは最初の3秒というわけだ。したがって、これは考えてやるものではない。習慣である。
笑顔、感謝、笑い、挨拶、後始末、早起き、楽観・・・さまざまなヒントが書かれている。そしてそれらが、なるほど確かに・・と思えるところがいい。
ちょっとやってっみようかな・・・と思えるものを見つけることができた、この本はその人にとって最高に素敵な人生のプレゼントだといえる。
何か一つやってみよう。
お見送りは姿が見えなくなるまで見送る。
これについては、松下幸之助さんのエピソードが紹介されている。
ある社長さんが、新幹線で同じコンパートに松下さんが乗っているのを知る。
大阪の某中小企業の社長さんだ。日ごろから尊敬している松下さんに、買
ったばかりのミカンの包みを「よろしかったらお召し上がり下さい」と渡す。
松下さんは喜んで受け取り、新幹線が京都につくと松下さんが席にきて「さ
きほどはありがとうございました。美味しく頂きました」と丁寧にお礼をい
い、列車を下りると、その人の窓のところのプラットホームまでやってきて
深々とお辞儀をして、姿が見えなくなるまで手を振って見送ってくださった
とか。
その社長さん、感激してそれ以後、松下電器の製品しか買わなかったという。
わが社は何を作っている会社かと問われたら、まず人を創っておりますと答えてほしい。そして、その後、電気製品も作っております・・・と答えてほしい・・・社員にそう訓示したという松下翁。素敵なお話である。
脱いだ靴はそろえる。
当たり前だけど、なかなか・・・
靴そろえは、「スッキリ!」を読んで始めたが、このごろサボっていた。また今日からスタートだ。気分いい。
★★★★☆+生活技術
・生活習慣を少しだけ変えたいと考えてる方
・尊敬する人のしぐさに興味ある方
・自分を元気にしたい方