2006年06月24日

なぜ私たちは3カ月で英語が話せるようになったのか ~ 本城武則 + 浅田さんブログ

なぜ、がわかると気持ちいい。

書籍情報

なぜ私たちは3カ月で英語が話せるようになったのか
本城 武則
実業之日本社 (2003/01)
売り上げランキング: 91,968

本のひらめき

きのうのジェイカレッジには、校長先生が二人、学長が一人・・となんだか先生がいっぱいであった。その中のお一人、本城武則さんは26歳で渡米しロサンゼルスで飛行学校に入る。パイロット免許取得後、こんどは外国人に操縦を教える教官になる。アメリカ・ニュージーランドを移住し、その後ANAを経て現在は翻訳会社ATISを設立。本城式英会話スクールの校長でもある。
  http://www.1eq.jp/

ざっと経歴を書くととんでもなく英語の才能がある人・・と思うが、学生時代は英語苦手(成績2)、ロサンゼルスでも英語ができず困り果てたというから、驚き。そんな本城さんが、英語で操縦を教え、現在は英会話スクールで教えることになったのか、そのわけと、なぜ3ヶ月で英語ぺらぺら人間ができるのか、そのヒミツがこの本で開示されている。

多くの日本人は「対人恐怖症」「白人崇拝病(白人コンプレックス)」がある。これをちょっと超える必要がある。日本人なんだからネイティブのように話せないのは“当然”と思えば気が楽。そして「英語を話させていただきます」ではなく「英語で話してあげよう」にスタンスを変えるといいという。自分より上手な人がいるのは当たり前。そう思えば、ヘタでもいいからどんどん話したほうがいい。

 気楽に英語を楽しむ。

 言語的常識を使って、理解の網(想像)を広げる。

 考えるときは英語ではなく日本語で

 ヘタな英語でも外国人とどんどん話す

 上級を目指すなら1対2作戦がベスト

など、なーるほど!と思える考え方がたくさん。

英語はちょっと苦手かも・・と思い込んでる人は、ぜひ読んでおきたい一冊!
あなたの心を、なんだかとってもリラックスして開いてくれる。


僕の思いつき

三浦さんのジェイカレッジでも感じたことだが、やはり気持ち、心の持ちようというのは、すべてをドライブ(駆動)する重要なエンジン部分だ。

僕は英語が苦手だから・・・といいながら、けっこう英語圏に旅行にいく人は見方を変えれば、すごく英語ができるヤツかもしれない。自分の立ち位置をちょっと変えてみると、自信がわいてくるかも。

会話はどう話すかではなく、なにを話すかが大切、と本城さん。本書にもあるが、「以前TVで、外国人がたくさん登場し、日本語でいいたいほうだい言う番組があった。その中で注目されるのは必ずしも日本語が流暢な日本語ではない。話の深みや面白さである。」というは実感だ。

今度あったら外国人に何を話すか考えておこう。



オススメ度

★★★★★+3ヶ月?

読んで欲しい方

・英語がぺらぺらになりたい方
・英会話に興味ある方
・躊躇なく英語を話したい方

Posted by webook at 2006年06月24日 10:10 | TrackBack