望月実 + ジェイカレッジ・ブログ!
ストーリーで学ぶ・・・
簿記、経理、会計の世界って、なんでこうも分かり難く出来ているんだろう。汗;
はじめに作った人は、頭よすぎたんだろうねぇ。左脳ばかり発達してたかも・・・なんちゃってボヤきたくもなる。
もっと感覚的にわかりやすい会計の世界はぜったいに「ある」と思うこのごろ。いつか、現状の会計システムを超えるものをつくってやる・・・なんてMosoを走らせている僕である。
とはえい、現実世界は、会計のしくみをしっかり知らないとやっていけない。だからガマンして勉強しよう・・・。でもどうせなら、できるだけわかりやすく楽しいほうがいい。
で、登場するのが今日の本。
ただ単に仕分けがどうの、財務諸表がどうだのと知識を増やしても面白くない。そこで、本書は、物語という味付けをしている。ある物販ベンチャーの成長物語にそって、会計ってこういうときに生きて来るんだぁ・・・みたいなのを実感できる。
起業家の中尾君が会社を興し、ビジネスを行っていく流れにそって、会計の全体像がわかるしくみだ。簿記、仕分、経理、決算・・・一連の全体像がわかる。
仕分。これが簿記のもっとも基礎的な部分。これが起業物語の場面にそって「具体的に」トリセツ(解説)されているのがいい。
天野さん、山田さん、田中さんとエンタティナー会計士御三家には大変おせわになってきたが、また楽しいスターの登場である。おすすめ!
貸方、借方・・・に始って、会計の世界は、まったくもってひどい仕組みになっている。笑 ようは分かりにくい。そもそも仕分って、もともとが感覚的にわかるようにできていないと、僕は個人的に思う。
そういえば江戸時代の大福帳は、どんな表記をしてたんだろう・・・にわかに会計の歴史も勉強したくなったなぁ。そうだ、海外もついでに。
僕のMoso。
いつか、きっと今よりも優れた、かつ感覚的にわかりやすい会計システムをつくるのだ。「超かんたん、誰でもできるMinax会計」なんてソフトもできたらいいな。リナックスみたいな環境でできると更に面白い。うは・・。Moso世界にワープしそぅ・・・。笑 まだまだ勉強しなくっちゃ。
★★★★☆+トリセツ物語
・会計のことを勉強したいと考えてる方
・会計に興味ある方
・経理部門に配属になった方