記録を残すヤツ・・・
「トップセールスは例外なくメモを習慣にしている」という。確かに、人の話を聴くときに、一生懸命メモをとるのは好感を持たれる。しかし、好感だけに終わらないのがトップ営業マン。
そのメモを「お役立ち」に活用する。お客様の役にたつ情報をつねにキャッチする姿勢こそ営業マンの力になる。営業とは「聴く仕事」だと定義する。
メモの基本は3Kという。
記録する ~ 的確に記録して提案作成
協力を得る~ 社内の協力で組織活用
確認をとる~ お客様から不明点をクリアにする
一生懸命メモを取るといっても、逐一すべての会話をメモっていては、返ってよい印象を与えない。むしろお客様がよく使うキーワードを押さえ「これさえの幹」を意識するとよいという。非完璧主義だ。
習慣が大切だ。常にメモを持ち歩く。お客様のところにうかがったときは、席に座って待つ間にノートを素早く取り出す。商談後の5分で、メモに優先順位をつける。など、すぐにマネできそうなヒントがいっぱい。
営業だけに限らず、メモる姿勢は好感を持たれるねー。
僕は、メモパッドに凝っている。自分でつくるオリジナルなものだ。といっても誰かのメモや本などをヒントにしたものだから、マネも多いが、そんなことはどうでもよい。いろいろ試そうと思う。
現在は、週間行動メモ。週初めの月曜日の朝イチで、今週の展開を俯瞰できるようにしたものだ。以前は、1日一枚のメモを作ってやっていたが、もうちょっとステップアップしたくなり、作ってみた。
本書には、電話をうけたときのメモサンプルがあり、これがなかなかいい。要件や、先方の電話番号のところに「復唱!!」と書かれている。わかっていても忘れることがある復唱。メモパッドにこう書かれていたらなんだか安心。
Webook「出張チェックパッド」もなかなか便利。
メモパッドを作るのは楽しい。いろいろ考えておこう。
★★★★+メモテク
・メモを極めたいと考えてる方
・営業メモに興味ある方
・お客様のお役立ちを考えたい方