人生は選択の連続体だ!
「現在の姿は、過去におけるあらゆる選択の結果です」
「未来の姿も、これからするさまざまな選択によって決められます」
通りがかりにゴンとぶつかられ、「この野郎!」と思うのも選択。「きっと大切なことがあって急いでいるんだな、あのときの僕のように」と思うのも選択。
やるといった宿題をいつまでもやらない子どもに、「いいかげんにやりなさいよ!」とどなるのも選択。「宿題たまるとヤダよね」と語りかけるのも選択。
本書でもらったサイコウの言葉は
よい選択をする力・・・・これこそが人間が持つ最も偉大な力です。
というものだ。
12の寓話をきっかけにして、「選択する力」「習慣の罠から抜け出す方法」「限界をこえる思考」「可能性の枠を広げる行動」について書かれている。
超人とは、常に自己の可能性を広げ、自己超越を目指して生きる人を指す。常識の罠にはまり、他人の価値観に左右され、しがらみに縛られるのではなく、自己超越するために・・・いくつかの方法が紹介されている。
佐藤さんの言葉に耳をかたむけてみよう。
Moso家元の僕としては、本書の中で、「大風呂敷を広げる」と「なりきり」がとても心に響いた。
「大風呂敷」は、Mosoの常道だね。(あなたも得意? 笑)
もうひとつの「なりきり」がいい。尊敬する人や理想とする人に「なりきって」みるというヒューマンスキルだ。意外にこれは楽しい。
しばらく田坂さんになりきってみよう。
人生は、問いの連続です。
つねに、自らに問いを発しつつ生きていくのです。
その問いとは
何を求めて、働くのか。
この問いこそ、人生を豊かに生きるための、深く静かな己への問いなのです。
しかし、なかなかその答えは見つかりません。そこで
目指す何かを見つける一つの方法があります。
なりきる。
自分が尊敬の念を抱く人をイメージし、そして、なりきる。
そのことです。
あ、なんかいい感じ。
★★★★☆+なりきり
・自分に目覚めたいと考えてる方
・超人に興味ある方
・未来を自ら作りたい方