Ahaのパッチン。
女性のための生き方指南書。とはいえ、そこには人間に普遍な素晴らしい考え方がある。
「私たちは、常に見えない観念に捉われている」と稲垣さんはいう。これを「こだわりの紐(ひも)」と呼ぶ。
保身の紐
完全主義者の紐
高いプライドの紐
激しい思い込みの紐
などだ。そしてこの紐、不思議な特徴がある。第3者からはよく見えるのに、本人には見えないという弱点。そして、本人にしか外せない紐だが、その気になれば簡単に外せる。こんな特徴があるという。なるほど・・・
また、「私たちは毎日、何かの選択をしている」。そのときに上記のこだわりの紐をほどいて対処すればよいという。
さてその方法は・・・
人間関係は、プラスにはプラスを、マイナスにはマイナスを呼び起こすエネルギーワークだという。これは言いえて妙。プラスはよいとして、マイナスのストロークを受けたときどうするか。著者は「浄化」という言葉を進める。僕はそこから「許す」という言葉も連想した。
マイナスの要因は「ねたみ」「ジェラシー」もある。自然な心の動きではあるけれど、そこからはマイナスしか生まれない。そこで・・・と著者はいう。
「○○さんは、とてもきれい。それを認めることのできる私は素晴らしい。」と自分自身に言ってあげるのだという。これは女性に限らず、ビジネスシーンでもありうる。
素敵な生き方のヒントがいっぱいの本!
「許す」という行為と、「人の優れていることを認められる自分も素晴らしい」と思うこと・・・これらは、すばらしい考え方のコツだと思う。
Mosoするときにも役立ちそうだ。
佐藤富雄さん、佐藤伝さんも、同じようなことをおっしゃっていたような・・・・気がする。人生の法則は、共通する言霊が宿っているらしい。
★★★★★+紐を外して
・幸せになりたいと考えてる方
・スイッチを切り替えたい方
・自分を元気にしたい方