私は何のために生まれてきたか・・・
天職・天命は何か・・・。そんなことを考えたことがあるだろうか。僕のライフワークは○○です・・なんていえる方は幸せである。なかなかそうもいかず日々の苦悩や葛藤の中で、もがいている、もしくは流している・・・というご同輩も多いのではないだろうか・・・。僕もまだ悩める日々・・。
本書は、そんな方にお薦めの本。なにしろこの本にあるいくつかの質問を考えながら読み進めば、わが天命が見えてくる(かもしれない)という本だ。
仮に、結局???で終わっても、人生の天命を考える機会にはなり、またそこにある人生哲学に触れることができる。
自分の過去をどれだけ肯定できるか。未来をどれだけ引き寄せて考えているか。そこから自分の今の存在のエネルギーが沸いてくるという。
離見の見、という能の世界の言葉がある。これを引用しながら
人生という舞台で舞っている最中に、時空を超えて自分の人生を
過去からも未来からも見ることができ、しかも人生を統合的に見ることで
「今」の人生に「過去と未来」を含むことができるのだ。
という。いいねー。
天命を「動詞」で表現するとよいという。人生を縦断する一本の経糸(たていと)を表現する言葉だ。本書にあったいくるかの動詞を眺めながら、僕はなんだろう・・・とぼんやり眺めてみたら・・・
愉しませる、伝える、癒す、創作する、応援する
が目に留まった。さてさて僕の天命は・・・
天命を意識し、そして愉しみながら生きる処世術。天命を考えてみよう。
未来をどこまで含めるかという考え一つで、「今」の私たちの生き方や行動は変化する、という。ビジョンをどこまで遠くにおくか・・・ってことだね。
そういえば、鶴岡秀子さんの伝説のホテル(ザ・レジェンド・ホテルズ&トラスト株式会社)のホームページには魂をゆさぶる素敵なメッセージがある。
http://legendhotels.jp/about/index.html
1000年後の地球のために、
何かしら役立つことができるわたしたちでありたいと考えています。
これを読んで、魂が震えるのを覚えた。鶴岡さんは天命にしたがって、動いて
いらっしゃるに違いない。
出口汪(でぐち ひろし、1955年 - )さんは、予備校の名物講師。著者の出口光氏とは双子なんだろうか・・・。二人とも宗教家、出口王仁三郎氏の曾孫にあたる。
出口光氏は、「メキキの会」という専門能力の切磋琢磨をする交流・研修会を主宰している。親しくしている友人からときどきメキキの会の報告をうけ、ちょっと気になっていた。今度行ってみよう・・・。
★★★★☆+天命を知る
・自分の天命転職を知りたい方
・自分自身の存在がすきな方
・自分を世の中に生かしたい方
ジェイカレッジにもご登壇いただいた吉岡英幸さんが楽しいことを
やっていらっしゃいます。かなり怪しげです!笑
座布団3枚用意して、アクセスしてみましょう!
◎楽しく参加しながらコミュニケーション・スキルが学べる
「ブログDE大喜利」~ビジネスに効く大喜利力~
⇒ http://blog.livedoor.jp/ogiri/