2006年09月01日

サン=テグジュペリ星の言葉 ~ 斎藤孝/選・訳 + 虹がでたね

星のかなたに・・・

書籍情報

サン=テグジュペリ 星の言葉
齋藤 孝
大和書房 (2006/03)

本のひらめき

サン=テグジュペリといえば、星の王子様。子どものころに読んどけばよかったのだけど、どの作品も知らない。

この本は、斎藤孝さんが、サンテグジュペリの作品の中から、心を癒してくれる素敵な言葉を選んで編集した本である。

サンテグジュペリという人は、様々なコンプレックスを抱えて人生を生きた人だったという。仕事、没落した貴族の家系、モテない自分・・・などなど。やがて飛行士という職業に出会って人生を広げていったようだ。

本書には、サン=テグジュペリが紡いだ言葉から、癒し系の言葉が紹介されている。

僕の気に入り:

  「さよなら」と狐は言った。
  「ぼくの言っている秘密っていうのはね、
  とても簡単なことなんだ。
  心で見なければ、ものごとはよく見えない。
  大切なことは、目に見えないんだよ。」

さらに:

  点灯夫が街灯に灯をともすとき、
  それはまるで彼が新しい星や
  一輪の花を誕生させたかのようです。
  彼が街灯の灯を消すときに
  その花も星も眠ります。
  これはとてもステキな職業です。
  ステキだから、
  ほんとうに役に立つのです。

百式の田口さんは、ここから点灯夫という言葉をもらったのかなぁ・・


僕の思いつき

今日の本は、きのうのジェイカレッジで、ある素敵な方からいただいたもの。
Mさんありがとう!

人に自分の気に入った本を差し上げる楽しみを、この頃僕も覚えた。さりげなく、その人の心にヒットしたら最高にうれしい。

本は心を込めやすい・・・。今度、あの人にはどんな本を贈ろうか・・・。楽しみ。



オススメ度

★★★★+★の言葉

読んで欲しい方

・自分を癒したい方
・自分がすきな方
・自分を鼓舞したい方

Posted by webook at 2006年09月01日 23:08 | TrackBack