2006年09月28日

仕事で頭ひとつ抜きん出る裏トーク術 ~ 佐藤昌弘/堀之内高久

テクニックx人格=スキル

書籍情報


本のひらめき

本書には、人間関係をうまくこなす8種類の裏トーク術が紹介されている。究極のその場しのぎ・・とあるが、コミュニケーションの深い領域もカバーしたなかなかすごい内容がある。

マーケティング関係のコンサルタントの著者佐藤さんが、臨床心理学の堀之内さんのノウハウを引き出して分り易く解説している。

飛び込み営業で、会社の職場で、顧客からクレームを聞く場面で・・・とても厳しい状況が起きうる。そのときにどんな態度でどんなことを口にすればいいのか・・・それがちょっとしたトーク術としてあるなら教えてほしい・・・と誰もが思う。本書には、8つのコツが登場する。

 近づく、打つ、断る、謝る、怒りを鎮める、言い訳する、誤解を解く、許すの8つ。ダブルバインド(気持ちと口がが裏腹になる)ではなく、気持ちと態度をアラインさせる・・・そんな工夫がある。

第六感を磨く「共感覚・身体直感・ミラーリング」という3つのトレーニングが後半に紹介されている。

佐藤さんの語り口がなんとも親しみがわいていい。
コミュニケーションの深いところに迫る本である。


僕の思いつき

人間関係のアンテナのセンスを磨き、コミュニケーションの達人になるにはどうしたらいいか・・・。

そんな人がきっと周りにはいる。そんな人の口ぐせを観察してみよう。なにか、ヒントがある。本書で紹介されたようなトーク裏技に近いものもきっとあるに違いない。


オススメ度

★★★★☆+心理学

読んで欲しい方

・コミュニケーション力を磨きたい方
・営業トークを磨きたい方
・心を開かせたい方

●今日のおまけ:( リビングでろくろ )

 ドレンディ玉子はたのしい製品やサービスを紹介している。今晩は
 リビングでできる陶芸。粘土を練って、ろくろをまわし、オーブンレンジ
 で焼く。なかなか楽しいらしい。
 これはちょっと試してみたいね。

Posted by webook at 2006年09月28日 21:34 | TrackBack