風に吹かれて豆腐屋ジョニーという長い名前で、ある美味しい豆腐が密かに人気を博している。我が家も、みんな大好き。長いサーフボードのような器に入ったその豆腐は、確かに豆腐というよりスイーツを思わせる味わいがある。そして、そのみょうちきりんな名前も楽しい。
製造は、男前豆腐店( http://otokomae.jp/ )謹製である。
本書は、その代表である伊藤信吾さんの初の著作。これまでこの男前豆腐店の話題は、別の本にも取り上げられていた。
http://www.webook.tv/archives/2005/12/post_458.html
男前豆腐店は、逆張り商売である。とうふなんて(というのは失礼な言葉だが)安い食材というのが当たり前だった。スーパなどでみかける豆腐はとても安い、100円前後。しかし、こちらは、200円、300円と高い。でもウマイ。ネーミングもめちゃ長いし、ずいぶんキャラのたつものばかり。
豆腐の世界のマーケティング成功物語である。
ノリは、「ちょっとアホ、理論」の出路さんに近いような気がする。
http://www.webook.tv/archives/2006/06/post_595.html
今度京都にある工場にも行って見よう。
「妄想こそ創造の原点である」とおっしゃる。
うれしいじゃありゃせんか、だんな。
なにしろニューヨークで豆腐を売りたいというのが目下のMosoとか。
これも近いうちに実現しそうだ。
これを聞いて、僕もあるMosoが浮かんだ。中身は企業秘密ってことにしておこう。さっそく明日、Moso提案書でも書いちゃおう。
ちなみに、男前豆腐店のウエブは、Web of the Year 2006 にノミネートされている。なかなか面白いサイトだよ!
★★★★★+ジョニーからの豆腐
・仕事を面白いものにしたい方
・逆張り商売をしたい方
・すごいことをしたい方