2006年11月19日

風に吹かれて豆腐屋ジョニー ~ 伊藤信吾 + マイナスを逆転

書籍情報

風に吹かれて豆腐屋ジョニー―実録男前豆腐店ストーリー
伊藤 信吾
講談社
売り上げランキング: 34410


本のひらめき

風に吹かれて豆腐屋ジョニーという長い名前で、ある美味しい豆腐が密かに人気を博している。我が家も、みんな大好き。長いサーフボードのような器に入ったその豆腐は、確かに豆腐というよりスイーツを思わせる味わいがある。そして、そのみょうちきりんな名前も楽しい。

製造は、男前豆腐店( http://otokomae.jp/ )謹製である。

本書は、その代表である伊藤信吾さんの初の著作。これまでこの男前豆腐店の話題は、別の本にも取り上げられていた。
 http://www.webook.tv/archives/2005/12/post_458.html
 
男前豆腐店は、逆張り商売である。とうふなんて(というのは失礼な言葉だが)安い食材というのが当たり前だった。スーパなどでみかける豆腐はとても安い、100円前後。しかし、こちらは、200円、300円と高い。でもウマイ。ネーミングもめちゃ長いし、ずいぶんキャラのたつものばかり。

豆腐の世界のマーケティング成功物語である。

ノリは、「ちょっとアホ、理論」の出路さんに近いような気がする。
 http://www.webook.tv/archives/2006/06/post_595.html

今度京都にある工場にも行って見よう。


僕の思いつき

「妄想こそ創造の原点である」とおっしゃる。
うれしいじゃありゃせんか、だんな。
なにしろニューヨークで豆腐を売りたいというのが目下のMosoとか。
これも近いうちに実現しそうだ。

これを聞いて、僕もあるMosoが浮かんだ。中身は企業秘密ってことにしておこう。さっそく明日、Moso提案書でも書いちゃおう。

ちなみに、男前豆腐店のウエブは、Web of the Year 2006 にノミネートされている。なかなか面白いサイトだよ!


オススメ度

★★★★★+ジョニーからの豆腐

読んで欲しい方

・仕事を面白いものにしたい方
・逆張り商売をしたい方
・すごいことをしたい方

Posted by webook at 2006年11月19日 19:12 | TrackBack