夜があるから朝が来る
早起きの秘訣は何ですか?という質問をよく受ける。いつのまにか早朝起業家ってことになっているので(笑)答えは簡単、夜早く寝ること。なんだか肩透かしみたいだけど、これほんと。
さて、今日の本は、夜の習慣。(先日の“朝の習慣”とペアになっている)
「朝」日記の伝ちゃんが、夜の本?と一瞬いぶかしく思う方もいると思うけれど、朝は朝だけで存在できず、夜があるから朝が来る、そして昼があり、また夜がくる。夜をどう過ごすかというのは、大切なことなのだ。そして、夜は夜だけでも意味があり、また人生を豊かにする秘密があった。
「人生は、眠る前の3分で決まります」と伝ちゃん。そのわずかな時は、潜在意識と顕在意識の間にある固い扉が半開きになる瞬間らしい。眠りに入る前に、潜在意識に語りかける、そのことが大事なのだ。うとうとの時に、どんな暗示を注入するか・・・それで幸運を引き寄せるかどうかが分かれるという。
なぜなら、潜在意識になんでも自由に書き込める黄金の時間帯だからだ。(ふむふむ、これはよいことを知りましたぞ・・・。)
昼間の多くを、私たちは「他人時間」で生きている。上司に仕事の指示をされ、会議に出席し、誰かに頼まれ・・・うーん、確かに。では「自分時間」だけでいいかというとそうでもない。そのバランスが大事だという。人は人とのかかわりの中で「自分の命を輝かせ、魂を磨いている」からだ。
バランスを取る意味で、夜の「自分時間」は重要。寝る前の3分を、至福のそして素晴らしい未来に繋がる時間として使いたい。
本書には、そのための様々な工夫と習慣のヒントが書かれている。
「朝の習慣」とともに、この本もぜひ!
ちなみに、この本も香つき。眠りをさそう、ラベンダーの香りが潜めてある。
朝の習慣と夜の習慣、今回、伝ちゃんが出した二冊の本から、ちょっとした習慣が人生を豊かにする不思議な秘密を発見できた。
朝と夜の短い時間を利用して、ちょっとした習慣を身につけると、いいことが流星のようにふってくる。
潜在意識に働きかける・・・といっても、潜在意識そのものを意識することは困難だ。ぼーっとして、うとうとっとするその「瞬間」をねらうのがいい。
今夜、寝る時は、ちょっとその3分を意識してみよう・・・。
"過去の結果"としての今日ではなく、"未来の素材"としての今日がある。
素材な自分にバンザイ。未来はいつだって新しい。
あすのMoso会議は、こんなふうになるな・・楽しみだ・・
なんてことを思いながら。そうだ、感謝の気持ちも忘れずに・・。
★★★★★+ラベンダーの香り
・おだやかな夜を迎えたい方
・明日につながる眠りをえたい方
・未来の羅針盤を潜在意識に注入したい方