落ち込め!
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●今日の一冊:【なぜあの人は「イキイキ」としているのか】
働く仲間と考えた「モチベーション」「ストレス」の正体
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|人と組織の活性化研究会出版プロジェクト/著
|プレジデント社|2006年12月
|ISBN:4833418428|1,238円|323P
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<本のひらめき>
神戸大学の経営学部にユニークな人たちが集まる場がある。通称APO研(あ
ぽけん)である。経営者、勤め人、コンサルタント、大学関係者・・さまざま
な人があつまって研究をしている。
何を研究しているかといえば、「イキイキとした組織、チーム、個人」のあり
方である。どの企業も、いきつくところはどうしたら社員にイキイキとしてや
る気満々に働いてもらえるか・・というところ。業績が落ち込んでいる会社は
それどこころではないかもしれないが、それどころでないことにも手をつけな
いと大変なことになる。
人がイキイキとするのは何によるか? この問いに多くの企業は四苦八苦して
きた。業績主義、実績主義・・といった言葉の先に、「金だろ、金」っていう
短絡思考に陥った企業はゴマンとある。もちろん最低限の報酬は必要だが、そ
れが目的化してしまう(個人はそんなことはないが、システムはそうなってい
る)と、むなしい作業を毎年繰り返すことになる。
本書は、様々な立場からイキイキと仕事に取組むためのヒントがかかれている。
多少、学術っぽいところはあるが、モチベーションややる気について考えるヒ
ントがあるのがうれしい。
随所に登場するイキイキ・サイクル・チャートというのが登場する。数年レン
ジで自分のイキイキ度を曲線グラフ(レベル1から5)にするものだ。
どの曲線からも見出せるのは、「上がれば下がるし、下がれば上がる」という
事実である。ドラマと同じで、上下するから面白いのである。だから、こんな
励ましの言葉も登場する。
落ち込んでいる場合ですよ!
これはちょっとした発見である。落ち込んでもいいんだぁ!
てなことで、いつもハイでいる必要はないですよ、落ちこむときだってあって
いいんだよ・・というのが、僕が受け取ったもっとも有益なメッセージ。
今年も落ち込むことがあるけれど、それって正常なことだからね。笑
<僕の思いつき>
本書にもいくつかの人生の公式が数式で登場する。
働き甲斐+暮らし甲斐=生き甲斐
成果=f(やる気x目標x行動)
など数式で表すのは、なかなか愉しい。日ごろ見聞きする状況などを数式で表
現してみるといいかもね。
職場の雰囲気=f(仕事の成果+組織&個人の成長)
=f(支援+感謝)+f(挑戦+反省)
=f(自分達の軸)+f(お客様の軸)
ふぃー・・・結構、頭使うわ・・汗;
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<オススメ度>
★★★★+イキイキ曲線
<読んで欲しい方>
・やりがいのある仕事をしたい方
・愉しい毎日をおくりたい方
・イキイキ人生を送りたい方