あなたもきっと成功曲線を体験している・・はず。
石原明さんの名著、「成功曲線を描こう」は一世出版から出せれた。95年のこと。以来、10刷を重ねて読みつがれてきた。本書は、その新装改訂版である。
石原さんとはかなり長いお知り合い。そして一世出版さんは3代目英治さんとのお付き合いがはじまりで、これまた長い。なんだかいろんな意味で、この本は不思議なご縁でつながっている。
前置きはさておき、本書は、ほんとにすごく深い内容がある。
まずはっとさせられるのは、「今の自分の考えは、必ずしも自分で選んだわけではない」ということだ。親、先生、まわりの環境などに影響されながら、知らず知らずのうちに自分に蓄積したもので、自分を定義し、ときに枠をはめてしまっている。まず、そのことに気がつくところから「自立」が始まる。
「人間は、あきらめてさえいなければ、ほとんどのことが実現可能です」
「世の中はすべて“思ったこと”から発生する」
こんなメッセージを読むと元気になる。Moso系の僕は、勇気百倍ってやつだね。あなたの成功はどのくらいか・・・その問いに石原さんは、「あなたの描ける範囲まで」だという。なるほど、確かに。その範囲を大きく広げ、それが人々や世の中のお役にたてるなら、そんなうれしいことはない。
成功曲線とはどういうことか・・・
それは、「物事は、最初は成果があがらなくて当然。しかし、それに向かって努力するうちに、ある時点から急激に上達に向かう」この様子を描いた曲線こそが成功曲線だ。これに気がついた人は強い。あきらめない。
そして、この曲線にそって成功を成し遂げるこつがある。それは「仕事は親切」「仕事は仮説と検証」「行動すれば次の現実」こんなキーフレーズにまとめられている。
本書には、アドレナリンが沸々となるすばらしい人生と仕事のヒントがある。じっくり、何度も読み返したい。
ある人にこの話をしたら、「うちの子供が、今年中学受験で、まさにこの成功曲線を体験しました」とうれしそうに話してくれた。
はじめは、なかなか成績があがらず偏差値も低いままだったという。しかし、家族全員が応援し、その子供も一生懸命勉強を続けたらしい。そうして受験の2,3週間前になって、急にデキるようになったという。何かがつながり、自信もついたんでしょう。
どうせ、うちの子はこのくらいの偏差値だから・・とあきらめず、応援した家族も、そして本人もえらい。
成功曲線というものがある・・・中学受験という体験を通じ、成功曲線を体験し、それを意識できたなら、なによりもすばらしい。合格という勲章よりももっとすばらしいものを手に入れたその家族に、祝福のバンザイ!
職場でも、同じようなことはよくある。
すべての人は、多いな可能性と夢をもっている。それを実現するお手伝いができたらすばらしい。Mosoデザインファクトリーは、そんなところだ。
石原さんには、ぜったいジェイカレッジにきていただこっ。
★★★★★+成功曲線
・自分の夢を実現したい方
・やりたいことを実現したい方
・わくわくしたい方