やっぱり、やり方なんだ・・
できる上司、と聞いて何を連想するだろうか・・・。仕事バリバリ、部下思い、言葉にパワーが・・・いろいろあるけれど、本書では3つの視点(目線)から考えている。
部下の目線
上司本人の目線
社長の目線
である。成果を毎年出し続ける上司が「デキる上司」なのだという。といっても自分で営業して自分で成果をあげちゃうのではなく、やはりチームとしての成果が重要。だから、重要なのは「部下のヤルキを引き出し、部下が成長する」ことだ。これが本書のテーマで、そのシンプルしかけ20個が解説されている。
話しかけるセミナーのような展開で、実に読みやすく、そして愉しい。
そもそも、このシンプルしかけは
かんたんに実行できる
なのにばつぐんの効果がある
そして、らくらく継続できる
とくるから、たまらない。しかも1000社以上で実際に効果があがったんだからマチガイナシ。
コミュニケーションをよくする「最近どう?」「いるのにメールぶ~」「ならのしか」、任せて、認めて、成長させる「伸びたくん」「おほメール」、最強チームのための「お互いを知ろう会」などなど、ネーミングを聞いただけで愉しそうなしかけが20連発。これは、いい! 即実行!
デキる上司をめざす方、必須の本。
労働衛生学からの引用で
「ヒジョーにおもしろい仕事」をしている人は生産性が3倍、疲れが1/3
「メチャメチャつまらない仕事」をしている場合は、生産性1/3、疲れが
3倍。
つまり9倍の差があるってことだ。これはデキる上司とダメ上司の差でもある。いろんなしかけを使って、できれば、生産性3倍、疲れ1/3の世界にしていきたいもの。
仕事は楽しくなくっちゃ! ね。
白潟さんの本は、どれもベストセラー。かんたん、ばつぐん、らくらく・・・なのがいい。
ってことで、実は、白潟さんには4月にジェイカレッジにご登壇いただくことに・・・。やったね!
★★★★★+シンプルしかけx20
・愉しく仕事をしたい方
・デキル上司になりたい方
・職場の雰囲気を改善したい方