真実を伝えるメッセージ
地球と私たちは、ひとつの大きな生命体を構成している。地球が病めば、動物も人も植物も病む。
これまで、そういうことは、概念的には理解できるものの、なにかしらピンとこないこともあった。しかし、ここ数年、どうやら本当に地球は危ないらしいというメッセージを多くの人が発信し、そして私たちも肌身に感じるようになってきた。そんな中、元米大統領が書いたこの本は、時宜を得ている。
映画「不都合な真実」(AN INCONVENIENT TRUTH) の書籍版である。
この中にある地球温暖化を示す写真は、強烈なメッセージを伝えてくれる。20数年前には、氷河だったのに、今はない・・・地肌になったり、湖になっていたり・・・そんな使用前、使用後の写真が、これでもかというくらい掲載されている。
アマゾンの森林伐採の様子を撮った写真もすごい。くしの歯のように緑が欠け手いる様子は、地球を痛めつけている人間の仕業である。
世界中の科学者が、一様にこの危機を認め、政治の力も動員して協力しないとおそらくこの危機は乗り切れない。だから、世界中の人々よ、協力して地球を守ろう!というのがゴアさんからのメッセージだ。
私たちにもできることをトライしてみよう・・・
「あなたにも、すぐできる10の事」の中に、こんなのがある。
8.たくさんの木を植える。
10. 映画「不都合な真実」を見て、地球の危機について知り、友達に勧める
こんなのは、なんだか愉しそうだ。
できるところから、やってみよう。
★★★★☆+不都合の向こうに
・地球を大切にしたい方
・温暖化を防ぐ努力をしたい方
・地球号を守りたい方