尊敬する僕のメンター、佐藤伝さんが、またまたすごい本を出版。
「朝の習慣」と「夜の習慣」。二冊同時に刊行。
今日は、まず朝のほうから。
早朝の空気は澄んでいます。
濃い酸素に満ちています。
人や車が動き出す前の時間は、邪気がなくて「気」がいいのです。
たぶん、だれもがそういわれれば頷く。朝を活用する習慣がいいことは分かるけれど、具体的にどんなことをしたらいいのだろう。早く起きて何をどうすればいいのか・・・具体的なやり方を、朝マイスターの伝ちゃんが伝授してくれる本、それがこの本だ。
朝、おきてすぐTVのスイッチを手にする人は多い。流れてくるのは昨日起きた悲惨なニュースやざわめきの報道。それから、あわただしく家をでて、電車、会社・・といきなり「ザワザワ」の渦に身を任せる人も多い。
せっかくいい「気」が満ちる朝を、そんな時間に浪費したくはない・・・。
本書にあるいくつかの習慣は、なるほどー、そうなのか!と納得してできる愉しい習慣ばかり。その理由は、伝ちゃんのおじいちゃんが仏教学者、お父さんが脳外科医だったことも関係する。科学の世界と心の世界をアウフヘーベン(止揚)することができる伝ちゃんならではの内容があるからだ。
僕は、寝起きに潜在意識に働きかける習慣が、とても気持ちにフィットした。
普段、顕在意識と潜在意識の間は、重い扉で固く閉じられています。
ところが・・・思い扉が、半開きに貼るときが一日に何度かあります。
その一つが朝に目覚めた時の覚醒状態です。
この半開き状態のときは、脳波が7.5Hzだそうな・・・、そしてこのときこそ、チャンスだという。このときに思ったことや声に出したことが、そのまま潜在意識にツボにはいり、成功への自動誘導装置になるんだという。これはやるしかないね。ちなみにほかの半開きタイミングは、寝る直前、入浴時、トイレタイム、瞑想時。
この他、音楽を目覚ましにするなど目覚めるときの習慣、花を一輪いけるなど静かな時間をもつ習慣、玄関のクツをそろえるなどの家を出るときの週間などなど試してみたい素敵な習慣がある。
今年もそろそろおしまい。新しい習慣が始る予感を感じながら、この本をたくさんの人に贈りたい。
「自分ひとりの静寂の時間」を持つ。いいとわかっていても、なかなかできない状況になっている。家に帰ってほっと一息、つく間もなく手にはTVのリモコン。会社に出れば、あ、さっきお客さんからクレームが・・・と部下からの報告。せっかくの年越しも紅白やおちゃらけ番組で、さー寝るか。
一人の時間。3分でもいい、自分と対話する、そんな時間をもちたいものだ。
朝の習慣でも、夜の習慣でもいい。
3分の蓄積は、一年に18時間にもなるという。宇宙のリズム、自然のリズムにそった素敵な生き方を、伝ちゃんの習慣にヒントをもらって、始めよう!
この本には、グレープフルーツの香がついている。出版界初!の試みとか。五感を活用して、宇宙のリズムに溶け込んでみよう。
★★★★★+凛とした空気
・朝を大事にしたい方
・生活の習慣をすこし変えてみたい方
・朝方に変えてみるかという方