2007年04月02日

リッツ・カールトン20の秘密 ~ 井上富紀子&リコ・ドゥブランク + 大阪パーティ

   Mosoは、実現する!

書籍情報

リッツ・カールトン20の秘密―一枚のカード(クレド)に込められた成功の法則
井上 富紀子 リコ・ドゥブランク
オータパブリケイションズ (2007/04)
売り上げランキング: 35

本のひらめき

2007年3月30日、東京にもザ・リッツ・カールトンホテルができた。高野さんのジェイカレッジ講演にあったように、リッツの秘密(ミスティ-ク)は、とても魅力的である。

本書は、ザ・リッツ・カールトン東京の総支配人、リコ・ドゥブランクさんと一人の女性、井上富紀子さんの共著である。リッツ東京の宣伝になるタイムリーな本と言えなくもないが、実は、この本は、おおいなるMosoの果てに生まれた不思議な本なのである。

井上さんは、2005年、リッツ・カールトン大阪のセミナーに参加した。しかもそれは、はずせない仕事が入った夫に代わっての代理出席。感動セミナーのあと、井上さんは、ふとこんなMosoを抱く。

  世界中のリッツ・カールトンに行ってみたい。

これが、本書が生まれた最初のゆらぎ。

井上さんは、リッチなセレブというより、車は15年以上も同じのに乗り、スーパーで、6個300円がいいか、10個で450円がお徳か、手にしたみかんで悩むような主婦の方。一泊10万円前後もする世界中のリッツ・カールトンをめぐるなんて・・・というのが普通の思考パターンだ。

神の啓示を受けたくらい衝撃的だったという井上さんは、そのいわば無謀なことを実行に移してしまう。

そこから、本書の素敵な物語が始る。

中に書かれているミスティークなエピソードは、読んでのお楽しみとしておこう。世界のあちこちで、素敵なおもてなしをうけた井上さんがその体験談を語り、そのエピソードの裏側と心を、リコさんが解説している。

Moso has come true! な本である。

ちなみに、井上さんは、リッツ・カールトン東京の第一号ゲストとして、テレビや雑誌社などおしかける中、ロールスロイスに乗ってホテルに入られたそうである。(1年10ヶ月ほど前のMosoは、とんでもないことになった)


僕の思いつき

リッツ・カールトンにある「Pride & Joy」の思想がうらやましい。ハウスキーピングの人も、フロントの人も、はるか向こうに目指すものを共有し、行動する権限を与えられ、仕事を愉しんでいる。
こんな会社で働きたい・・・と、多くの人が思うそんなホテルだ。

この本を読んで、自分の会社もぜひ、そんな風にしてみたい・・・と強く思った。

そして、井上さんのように、強く思えば叶うということを、この本から感じた。

感じることは、行動に移せる。
できること、わくわくすること、愉しいこと。やっちゃおうじゃぁ、あーりませんか。


オススメ度

★★★★★+紳士淑女の愉しみ

読んで欲しい方

・リッツカールトンの秘密を知りたい方
・東京リッツに泊まりたい方
・感動物語が好きな方

Posted by webook at 2007年04月02日 14:46 | TrackBack