2冊買って、大切な人に一冊あげたくなるよ・・・この本。
White Flag Management、戦わない経営・・・って、なんだか素敵な響きがあるよね。
なぜだろう・・・。
いつも誰かと競争し、抜きんでることが、打負かすことが、勝つことが「善」・・・そんなルールをいつのまにか「常識」にしてきた私達に、爽やかな刺激をもらえそうな雰囲気があるからかなぁ・・・。
この本には、不思議な誕生物語がある。著者の浜口さんは、「日本の開業率を10%に引き上げる」というビジョンで企業した素敵なアントレプレナー。そして10年目、経営者としての思いと感謝の気持ちを一冊の本としてお客様やご縁のある方にプレゼントされていた。(僕は、その本を伝ちゃんからいただき、めっちゃ感動した)
やがて、それはうねりのように広がり、一般のビジネス書として発売されることになった。発売直後に増刷が決まるほど、その潜在的な共感ネットワークは広がりをもっていた。
なぜだろう・・・・。
やはり、この本に書かれているすばらしい仕事の思想が、多くの人の心の奥底に素敵な響きをもたらせたからなんだろうね。
「何をしている会社ですか?」
よく聞かれる。
いろいろなことをやっているので、
いろいろと一生懸命に説明するんだけど、
本当は、こう答えたい。
「幸せをつくっている会社です。」
会社というのは、どの会社でも同じ。
幸せをつくっている。
そうだよね、幸福追求型の経営、そんな会社にしたいよね。
普通に経営をしていると、戦いこそが日常。
お客さんとの戦い
競合他社との戦い
チームの仲間同士で戦い
協力業者との戦い
お金との戦い
時間との戦い
世の中の動きとの戦い
そして、自分自身と戦っている
こんなに戦っていて、幸せになれるはずがない。
だからこそ、戦わない経営。「雑草は、戦わない。とても上手に戦いを避けて力強く生き残っている」・・・そんな経営だ。
本書は、オリジナルバージョンに加えて、素敵な追加メッセージがある。それからポジショニングマップの描き方という、付録もうれしい。
思わず、大切な友達にプレゼントしたくなる・・・そんな素敵な一冊。(そ、そうだ、この本を、今もっとも必要としているあの人にあげよう)
この本は、「裸足で歩ける世界へ」と続く。浜口さん、待ってます。
「30人のリスト」というのがある。浜口さん、社長とは幸せの専門家!だと、そう決めてはみたものの自信がなかった。そこで、身近な人から「この人を幸せにする30人のリスト」を作ったという。
そして、毎日眺めた。
そして毎日考えた。
ちょっとでもその人を幸せにする方法はないかと・・・。
で、すごいことに気が付いたという。
人は、笑顔一つで、少し幸せになってくれる。
電話一つで、少し幸せになってくれる。
「ありがとう」一つで、少し幸せになってくれる。
幸せは、そんなに遠くにあるわけじゃない。
幸せは、そんなに高くにあるわけじゃない。
笑顔一つでも、いい。
それだけでも、いいんだ。
ね。なんか素敵だよね。応援したり、幸せにしたい人は、必ずしも自分よりステージが若い方に限らなくてもいい。成功者や尊敬する人を応援したりするのもいいよね。
さっそく、30人リストを作ってみようよ。(今、ここ、あなた)
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はい、できた!。
なんか、元気になっちゃうね。(不思議なことに、自分が。)
★★★★★+幸せを作っている会社
・仕事が楽しくてたまらない方
・仕事をたまらなく面白くしたい方
・ありがとうっていってもらえる仕事をしたい方