あきらめちゃいけない。
経営資源といえば「人・モノ・金、そして情報」などと言われている。確かにそうだ。しかし、福島さんは、これらの他に無限の経営資源を私達は誰もが持っているという。それは「知恵と努力」。ありふれた言葉なのに、福島さんがそれを語りだすと、とっても心躍るものになるのはナゼなんだろう。
この本では、小さな会社の社長さんが「本当に困ったときに」どうすればいいのか、その心得と処方箋が語られている。心を捉えて離さない福島さんのメンタリング・メッセージが、いっぱいの本だ。
事業の悩み、従業員の問題・・・どんな会社も様々な問題に直面する。そして、これはもうどうしようもない、と思うときがある。そんな時、この本は光をもって語りだす。
「どんなときも手法は無限にある」、「万策尽きた時、あきらめないという名案がある」という福島さんの言霊を、感じてみたい。経営者だけでなく多くのビジネスパーソンにも読んで欲しい、僕のイチオシの一冊!
資金に関する問題、新規事業、人材育成、経営に関する問題など、具体的な問題に対し、福島さんがなるほど!とうなる対応策を指南してくれる。ほんとうに困ったとき、本書を読めば、もう少し頑張ってみるかという元気と、「その手があったか!」というヒントがもらえる。
窓際の本棚と瀬戸際に、必須の本である。
モノは考えようである。行き詰ったと感じても、それは気持ちの問題だと福島さんはいう。そして、「どんなときでも手法は無限にある」とも。
福島さんが言うと、この言葉は、言霊になる。
「できそうもない」と思った時点で、できなくなってしまう。失敗とは、あきらめたときはじめて失敗になる。あきらめなければ、かならず成功する。
頭の後ろで、福島さんの声がこだまのように聞こえるような気がする。
本を読むこともすばらしいけれど、さらに、生の声でメッセージを受け取ることもまたいい。
福島さんのセミナーにいってみよう。
★★★★★+不可能はない!
・そんなのできっこない、って思った方
・もう打つ手がない・・って方
・あきらめそうになってる方