レベレッジをかける・・・
レバレッジ・リーディング、レバレッジ時間術につづいて、本書が生まれた。パーソナルキャピタル(自分資産)を増やすために、最初の本は、多読のすすめで知識にフォーカス、2冊目は時間にフォーカスしたものだった。
本書は、これらを含め、労力、時間、知識、人脈という4つの分野で自己資産を増やすにはどうすればいいか、しかも、ただ単に努力するのではなく、レバレッジ(テコの原理)をかけるにはどうしたらいいか、つまり、少ない努力と時間で大きな効果をうるにはどうしたらいいか、を語っている。
時間でもお金でも、労力でも、自分に投資するということは大切。なのに現実にはあまりできていない。その様子が、プロスポーツの選手と一般のビジネスパーソンで比較した図が印象的だ。
プロスポーツ選手:
80:20 = トレーニング:試合
ビジネスパーソン:
1:99 = 自己投資:仕事
もっともっと自己投資してもいいんじゃない?っていうメッセージを強烈にうける。
では、具体的にどうするか。
労力: ひとつのモノゴトをするとき、同時に何かできないかを考える。
二毛作。通勤するなら、同時に本を読む、Ipodで勉強するなど。
無意識化・習慣化が成功のカギ。労力をうまく使っている人は、よい
行動を、習慣化している。
人脈: 著名な人に「知られている(あるいは友達と言われている)」という
状況は、へぇーすごね、それじゃぁ・・いというレバレッジがかかる。
そのためには、まず、いかに相手にコントリビューション(貢献)が
できるか、それが第一である。
などなど、なるほどーがいっぱいだ。
時間と、知識については、前作と同様な内容もあるが、再び読んでもなお感心し納得できる。
Do More With Less で行こう!
自分にどれだけ投資しているか・・・・
一度それをレビューしてみるのもいい。時間、お金、健康・・・などなど。
大きなリターンを売るには、やはり投資が必要である。
ちなみに本田さんは、レバレッジ出版術(?)ということで、続々と本がでる予定らしい。
9月20日に大和書房から「レバレッジ勉強法」
11月末にダイヤモンド社から「レバレッジ人脈術」
が刊行される。あー、僕もハワイに住みたいなー。
★★★★★+レバレッジ
・時間ばかりくってなかなか・・という方
・何に投資すればいいのかわからない方
・仕事の成果を4倍くらいにしたい方