そうじ、わらい、かんしゃ
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●今日の一冊:【「そ・わ・か」の法則】
人生を輝かせる“実践方程式”
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|小林正観/著
|サンマーク出版|2007年05月
|ISBN:4763197479|1,500円|205P
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<本のひらめき>
そわか、とは般若心経の最後の3文字。そこに小林静観さんの独特の人生論が
重なって、とてもすてきな実践方程式が提示される。
そわかの「そ」は、そうじのそ。なかでもトイレ掃除。
そわかの「わ」は、笑いのわ。
そわかの「か」は、感謝のか。ありがとうの魔法。
この3つが人生を天国系の営みに変えてくれるという。なぜなら、この3つの
は、神様が好む人間の行為ベストスリーだから・・・。
そうじは自我をなくして、さっぱりするため。
笑いは、「肯定」を意味し「受け入れる」ことになる。
感謝は、神への感謝。(英語のサンキューは、あなたへの感謝)
いずれも、シンプル、コストなし。そして、ありのままを受け入れ、ありがた
いと思う気持ちがベースになっている。
自分自身のこと、夫婦のこと、教育のこと・・・さまざまなものが、すーっと
心の中で穏やかさを取り戻し、なるほどそういうことなのねと納得できる。
そうじにしろ、純粋な心でやる必要はなく、邪心でもいい。ただし、面白がっ
てやりなさい・・というのがいい。
ありがとうを朝いうときだって、そのときに別にこころがこもっていなくたっ
ていい、という。最初は形だけでもいいのだ。やがて臨界点を超えたころに、
ドーっと心からの感謝の念がわいてくるという。
そんな気楽なところがいいね。はじめの一歩のハードルがとっても低い。
正観さんの言葉には、聖書や仏典などを引きながらも宗教的な匂いがせず、さ
わやかな「精神世界の翻訳」が、そこにある。
遠くへ転勤する知り合いと、これから出会うであろう仲間の方に、3冊贈った。
<僕の思いつき>
言葉は、正観さんのように意識すると不思議な新鮮さがある。
「運は動より生ず」これを「運動」と呼びました。
先に「ありがとう」を百回いうと、脳は、ありがとうの合理的な理由を
探し始めるらしいのです。
笑うことは免疫力を高める。感動で泣くことはもっと高める。
面白いジョークやシャレに対して笑う、これは笑いの初心者。
面白くなくても笑う、これが中級者。
究極は、わけもわからずにとりあえず笑う。これが上級者。(笑)
トイレ掃除もありがとうも、損得勘定から始めてよい。
幸せには「パラダイス」と「ユートピア」の二種類がある。
パラダイスは、天国的な条件や状況にめぐまれて、目に見えて天国にいる
なあと思えるもの。ユートピアは、心の問題として天国を感じている状態。
幸も不幸も、宇宙現象としては存在しない。赤いメガネでみれば赤く
青いめがねでみれば全て青く見える。今まで、不幸と思っていたことを
幸せの前半分かもしれないと、考えてみると、世の中が違ってみえてくる
かもしれない。
風に従い、流れに従う。こういう人を「風流な人」と呼びます。
感じた言葉は、メモっておこう。
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<オススメ度>
★★★★★+光の履歴書
<読んで欲しい方>
・愉しい人生を送りたい方
・すべてを受け入れたい方
・ありがとうの味をしめたい方