「感じいい人」の時代・・・
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●今日の一冊:【「感じがいい」と言われる人の話し方】
仕事も人生もうまくいく
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|松本幸夫/著
|日本実業出版社|2007年05月
|ISBN:4534042299|1,300円|230P
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<本のひらめき>
人は「理論」だけでは動かない。D・カーネギーの「人を動かす」には、「論
理で人を動かせ」とか「正しければ人は動く」なんてことは、一行も書いてな
い・・・と著者。なるほど!である。
人は理性よりも「感情」や「気分」で大きく動くことになる。
だから、やっぱり、感じいいことは重要なのだ。
本書は、感じがいい人になれる話し方のコツを紹介している。
部下との会話、職場でのマナー、営業でのとっかかり・・・など様々な場面で
感じがいい話し方、対応の仕方がある。
本書は、それを具体的に指南する。読みやすく、納得感があるのがうれしい。
例えば、スムーズに褒めるための「型」のところでは、ただ褒めるのではなく
、さらにその理由を話すとよいという。
1)ほめる+ほめた理由を話す
さらに、質問を付け加えればさらによい。
2)ほめる+ほめた理由を話す+質問する
なるほど。
・「3D言葉を使わない」(でも、どうせ、だって)
・「人」より「物」を先にほめる
・いつもプラスのひと言を加える
・頼むときは「やわらか言葉」で
など、言葉や態度、断り・頼みの方法など、様々なシチュエーションで「感じ
いい人」になるヒントがある。
<僕の思いつき>
やはり、なんといっても大切なのは相手のことを考えること。
今日は、本田健さんのお話を聞く機会があったんだけど、そのなかで「出逢う
人すべてを味方にする」というのがあった。
あった瞬間に相手のベストな部分をみつける
相手の望んでいることを感じる
相手にしてあげられるベストなことは何かを考える
など5つの方法を教えてもらった。
そうすればきっと、相手からも「感じいい人」だと感じてもらえる。
相手を好きだよ・・・って思ってたら、嫌いになるのは難しい・・・。人は論
理じゃなく、感情が優先するのかもね~、やはり。
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<オススメ度>
★★★★+感じいい人
<読んで欲しい方>
・コミュンケーションをスムーズにしたい方
・職場を楽しくしたい方
・さわやかな人になりたい方