2007年07月06日

泣いて笑ってホッとして… ~ 浅沼ヒロシ + ビジョンハウスSPS


   いい本に出逢えるきっかけが、いっぱい!

書籍情報

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本のひらめき

7ヶ月ほど前の100冊倶楽部の会合。Moso会議に参加していた浅沼さんが手作りの本(束見本のような雰囲気)を持って来られた。浅沼さんが発信しているメルマガ http://d.hatena.ne.jp/pyon3/ から、書評を厳選したものだった。
  
  こ、これいい! ぜひ、本にしましょうね~!

と叫んだは僕。もちろん浅沼さん自身もそのつもりで気合が入っていた。
その後、浅沼さんは、石黒さんや橘川さん、出版社の方の応援で、ついに処女作としてこの本を生み出すことになった。

きのうの100冊倶楽部の会合では、出版祝もかねて大いに盛り上がった。

まえがきにも書かれているが、浅沼さんの本が生まれた大きな力は

 「よし、自分も書評本を出版しよう!」と密かに心に決めた。

そのことではなかっただろうか。ブログ、メルマガ、アマゾン書評・・さまざまなところで筆力を磨き、実績をつみ・・・・やがて、出版社からお声がかかる。世にある多くの成功本のように、決めた!から、進んだ・・・そんな流れが感じられる。

さて、本書は浅沼さんが3年間に読んだ350冊あまりの中から、70冊を源泉し、コンパクトにまとめたものだ。見開き600文字。レイアウトや、タイトルもなかなか魅力的だ。

1分で1冊読める・・・というサブタイトルどうり、読みやすくかつ、興味をそそる表現がたのしい。

書評メルマガやブログを書いている方は多い。浅沼さんに続こう!


僕の思いつき

この本は、8つの章に別れて、おすすめの本が紹介されている。

 第1章 この人の生き方が好き
 第2章 笑っちゃう
 第3章 泣いちゃう・・かも
 第4章 不条理と闘う
 第5章 人生って何だろう
 第6章 ホッとするなぁ
 第7章 へぇ、そうなんだー(世の中編)
 第8章 へぇ、そうなんだー(歴史編)

「メール道」「父生術」「かもめ食堂」「喧嘩両成敗の誕生」など70冊。

浅沼さんのメルマガ読者の方も、そうでない方も、読みたい本のきっかけになるのではないだろうか。

自分の日々の活動が、何かの作品(出版とか)に変わる瞬間は、なんともいえずウレシイ。浅沼さん、ほんとよかったですねぇ。おめでとうございます!

次は、あなた。ですね。



オススメ度

★★★★★+デビュー作品

読んで欲しい方

・メルマガから本にしたい方
・本が好きな方
・なにかの作品をつくりたい方

Posted by webook at 2007年07月06日 13:39 | TrackBack