初めて聞いた心音、呼吸、ぜん動運動・・・
こどもがうまれたとき、オモチャのような聴診器を買ったことがあった。
それなりに聞こえるのが楽しかった。
この本は、実はホンモノの聴診器がついている。医療機器だ。
お医者さんが首にかけて、聴診するアレである。
いままでずっと、どんな音を聞いているんだろう・・・なんてチラっと思った
ことはあるけれど、自分で聞いてみたいなんて思ったことはなかった。
この本は、それを可能にしてくれる。へぇー、お医者さんってこんなデカい音
で心音を聞いていたんだ。
呼吸もこんな風に・・・
えっ、お腹にあてるとグルルルっていうぜんどう運動の音も聞こえるんだ!
と「はじめての体験」は、とても新鮮である。
本書は、お母さんのスーザンが、ホームドクターのドクター・ローガンに勧め
られ、聴診器を常備する・・・というストーリー仕立てで、聴診器の使い方を
学べる本だ。もちろん、ホンモノの聴診器がついている。
現在、製本(聴診器の生産?)がおいついていないとか・・・。
(このほん、かとうさんからのプレゼント。ありがとうございました!
アメリカで使えそうです。)
プロが使っている道具や機器を使ってみる・・。これってなかなか新鮮な発見
を味わえる。
歯医者さんが使ってるミラー。
コンサルが使ってる思考ツール。
プロデザイナーが使ってる筆記用具。
書家がもってる筆。
ホンモノには、発見がついてくる。
★★★★★+ホンモノの味
・お家に体温計、体重計、血圧計がある方
・メタボな方
・自分の体の音を聞きたい方